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高齢入居者の暮らしと健康変化にどう備える?賃貸オーナーが知っておきたいポイント
高齢化が進む中、賃貸住宅でも高齢の入居者が増えています。健康状態の変化にどう対応すればよいのか、オーナーとして知っておきたい基本をまとめました。いざという時に備え、ご家族や地域と連携できる体制を整えておくことが安心につながります。
高齢入居者の変化に気づいたら家族や支援機関と連携する
身体や認知機能の変化は早めに相談する
高齢入居者にこれまでと違う様子が見られたら、家族や地域包括支援センターなどへ早めに相談することが大切です。高齢になっても元気に生活している方は多く、ある日突然すべてが変わるとは限りません
たとえば、次のような変化が少しずつ現れることがあります。
・外出する回数が減った
・話し方や行動が変わった
・足もとがおぼつかなくなった
こうした様子は、身体機能や認知機能の衰えが始まったサインである可能性があります。
変化に気づいたときは、オーナーだけで判断せず、家族や地域包括支援センターなどに相談し、必要に応じて様子を見てもらうことが安心につながります。
必要に応じて介護サービスや住宅改修を利用する
心身の状態に不安がある場合は、介護認定を受け、必要な支援を利用できる場合があります。
日常生活で多少の支援が必要な方は「要支援」、日常的に介護が必要な方は「要介護」と判定され、それぞれの状態に応じたサービスを利用できます。介護度が比較的軽い場合は、家族やケアマネジャーなどの協力を得ながら、賃貸住宅で生活を続けることもできます。
また、足腰の衰えなどから「手すりをつけたい」「トイレを洋式にしたい」と希望される場合には、介護保険を利用した入居者負担で設置や改修ができる場合があります。入居者から相談があった場合は、建物への影響なども確認しながら、可能な範囲で対応を検討することが大切です。
自立した生活が難しくなったら施設入所も検討する
日常生活の変化が判断の目安になる
施設への入所を考える一つの目安は、入居者が自立した生活を続けられるかどうかです。介護度が進んだり、病気や転倒をきっかけに、これまでの生活を続けることが難しくなる場合があります。
たとえば、次のような変化には注意が必要です。
・掃除や洗濯が滞る
・室内で転倒することが増える
・ゴミの分別が分からなくなる
・鍋を焦がすことが増える
・カギを頻繁になくす
認知症の症状によって、「誰かが侵入した」「物が盗まれた」といった訴えが出ることもあります。買い物やゴミ出しができない、認知症によるトラブルが頻繁に起こるなど、自立した生活が難しくなってきた場合は、家族や支援機関と今後の生活について相談します。状況によっては、施設への入所に伴い賃貸住宅を退去することもあります。
緊急時にすぐ動ける体制を整えておく
契約更新時に緊急連絡先や入居者の状況を確認する
高齢入居者への対応では、何か起きてから考えるのではなく、すぐに次の行動を取れるよう準備しておくことが重要です。2年ごとの契約更新時に、家族などの緊急連絡先を記入してもらう「身上書」は、入居者の状況を把握する手がかりになります。
更新時に返答がない場合でも、手紙や電話で連絡を取ることで、生活や健康状態の変化に気づけることがあります。家族や地域の支援者と協力できる体制を整えておくことは、高齢入居者を安心して受け入れることにもつながります。
見守りやもしもの時に備えるサポートも活用する
高齢入居者の暮らしを支えるためには、見守りサービスなどを活用する方法もあります。ひよこ不動産では、入居中の見守りから、もしもの時の手続きまでをサポートするサービスをご用意しています。
主な内容は次のとおりです。
・専門相談員による定期的な電話確認
・みまもりサービス
・介護や老後に関する相談、法律相談のサポート
・賃貸借契約や電気・ガスなどの解約手続きの代行
・遺品や残置物の整理
・エンディングノートをご指定の方へ届ける対応
高齢者だからという理由だけで入居を敬遠するのではなく、必要なサービスや支援先と連携できる体制を整えることで、オーナーと入居者の双方が安心できる賃貸経営につながります。
「高齢者だから」と敬遠するのではなく、適切なサービスと連携することで、賃貸経営の幅は大きく広がります。 私たちがオーナー様とご入居者の間に立ち、リスクを最小限に抑えながら、双方が笑顔でいられる賃貸経営を全力でサポートいたします。
よくある質問
Q. 高齢入居者のどんな変化に注意すればよいですか?
A. 外出する回数が減った、話し方や行動が変わった、足もとがおぼつかなくなったなど、これまでと違う様子に注意します。小さな変化でも、身体機能や認知機能の衰えが始まっている可能性があります。
Q. 入居者の様子が心配なときは誰に相談すればよいですか?
A. まずは入居者の家族や地域包括支援センターなどに相談する方法があります。オーナーだけで判断せず、必要に応じて家族や地域の支援者と連携することが大切です。
Q. 手すりの設置などを希望された場合はどうすればよいですか?
A. 入居者の状態によっては、介護保険を利用して手すりの設置やトイレの改修などを行える場合があります。希望があったときは、建物への影響や工事内容を確認しながら対応を検討します。
Q. 施設への入所を考える目安はありますか?
A. 自立した生活を続けられるかどうかが一つの目安です。買い物やゴミ出しが難しくなったり、転倒や認知症によるトラブルが増えたりした場合は、家族や支援機関と今後の生活について相談します。
Q. 緊急連絡先はどのタイミングで確認するとよいですか?
A. 契約更新時など、定期的に確認しておくことが大切です。家族などの緊急連絡先を最新の状態にしておけば、体調変化や緊急事態が起きた際にすぐ連絡を取れる体制を整えられます。