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特定建築物等定期報告って何?
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特定建築物等定期報告って何?

先日、新築から10年目を迎えた有料老人ホームの定期調査に行ってきました。有料老人ホームなど一定の建築物では、建物を安全に利用するための定期的な調査が必要です。この記事では、「特定建築物等定期報告とは何か」「なぜ老人ホームが対象になるのか」を、今回の調査をもとに分かりやすく紹介します。

特定建築物等定期報告とは

定期報告の対象となる建築物や設備

特定建築物等定期報告は、対象となる建築物や設備の安全性を定期的に確認するための制度です。
避難上の安全確保などの観点から、一定の建築物や設備が報告の対象となっています。
主な対象は次のとおりです。

・不特定多数の人が利用する建築物と、そこに設けられた防火設備
・高齢者など、自力での避難が難しい方が就寝する施設と、そこに設けられた防火設備
・エレベーター、エスカレーター、小荷物専用昇降機

対象となる建物や設備を定期的に確認することで、利用する方の安全確保につなげています。

有料老人ホームが対象になる理由

有料老人ホームが定期報告の対象となるのは、高齢者など自力での避難が難しい方が利用する施設だからです。
火災などが発生した場合、高齢者は避難に時間がかかることがあります。また、就寝中は異変に気づくまでに時間がかかる可能性もあります。
そのため、避難時の安全を確保するために、建物や防火設備などを定期的に確認することが重要です。
定期報告制度は、ホテルやグループホーム、診療所などで多数の死者が出る火災事故が相次いだことなどを踏まえて見直され、2016年6月1日に改正制度が施行されています。

有料老人ホームの定期調査を実施しました

新築から10年目の建物を調査

今回調査したのは、新築から10年目を迎えた有料老人ホームです。
建物は完成したら終わりではなく、使い続ける中で安全な状態が保たれているかを確認していく必要があります。
今回の有料老人ホームでは、3年に1度の定期調査を行っています。
建物や設備の状態を定期的に確認することで、安全な施設運営につなげていきます。

日頃から避難経路の安全確認が大切

建物の安全を守るためには、定期調査のときだけ確認すればよいわけではありません。
普段何気なく置いている荷物が、火災などの緊急時に避難経路をふさいでしまうこともあります。
定期的な調査に加えて、日頃から避難経路に物を置かないなど、安全な状態を保つことが大切です。
これからも定期調査の役割をしっかりと果たし、建物を利用する方の安全につなげてまいります。

よくある質問

Q. 特定建築物等定期報告は何のために行うのですか?

A. 建物を利用する人の安全を守るために行います。対象となる建築物や防火設備、昇降機などを定期的に調査・検査し、安全上の問題がないか確認するための制度です。

Q. 有料老人ホームはなぜ定期報告の対象なのですか?

A. 高齢者など、自力で避難することが難しい方が利用する施設だからです。火災などの際に安全に避難できるよう、建物や防火設備の状態を定期的に確認する必要があります。

Q. 定期調査以外の日常管理で気をつけることはありますか?

A. 避難経路をふさがないことが大切です。廊下や出入口などに荷物を置くと、緊急時の避難を妨げる可能性があります。定期調査だけでなく、普段から安全な状態を保つことが重要です。

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