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小規模の木造住宅・建築物の構造基準が変わります。
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小規模の木造住宅・建築物の構造基準が変わります。

小規模の木造住宅・建築物の構造基準が変わることについて、「これって私に関係あるの?」と思われている方がほとんどではないでしょうか?
実は、2階建ての戸建住宅のうち、約94%が木造で建てられています。
多くの住宅購入者にとっては構造基準が明確になり、より安心安全な住宅を手に入れられることは大変良いことです。しかしその反面、構造耐力関係規定等の審査が追加されることで、建築に関連するコストが上昇することが懸念されます。
余談ですが、近年、住宅に求められる省エネ性能の底上げが進められ、国交省は今後、より高い省エネ性能へ誘導していく方針のようです。日本の住宅性能は確実に向上しています。世界に誇れる木造建築技術が詰め込まれた日本の住宅が、30年後にはほぼ価値が無くなってしまうことは残念でなりません。ストック型社会が実現するよう、中古住宅の価値が見直されることに期待したいと思います。

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